遺言を取り消す場合は、遺言書の方式に従って新しく書き換え、作成した年月日の変更も忘れずに!

遺言を取り消したい場合

考える女性

 

人生とは日々変化するものです。過去に作成した遺言書の内容が変わってくることも珍しいことではありません。

 

そんな時はどうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

取り消したと思っていた遺言が執行!?

あなたは遺言書の見直しや作成を定期的に行っていますか?

 

こう聞かれて驚かれる方もいるようですが、遺言とはあなたが亡くなった後にあなたの代わりとなって効力を発揮するものです。

 

いわば分身とでも申しましょうか。

 

その分身である遺言書の内容が、現在の自分の気持ちや考え方、もしくは資産状況と違っているとしたら?

 

前者は不本意な結果を生みますし、後者では遺言書の効力自体が失われてしまう可能性も。

 

そのためにも、定期的に遺言書は見直しが必要なものなのです。

 

 

遺言内容の取り消しや変更に際して注意すべきこと。

 

遺言書の方式に従って新しく書き換える

 

公正証書による遺言・自筆証書による遺言・秘密証書による遺言のいずれかに則った方式で書き換える必要があります。

 

この3つのどれかに当てはまれば、例えば公正証書遺言を自筆証書遺言で書き換えることができます。

 

トラブルが起きやすいのは、遺言書の方式以外の方法で手を加えられた遺言書が残っている場合です。

 

  • 遺言書を破り捨てたのに、それが残っていた
  • 訂正箇所を消したり加筆しただけのもの
  • 遺言書に書かれている内容と現実が違っている場合
  • 遺言書を書き換えたのに「遺言書の方式」から外れていて、古い方が正式となっていた場合

 

 

 

 

遺言書は新しい物が有効

遺言書の内容を取り消したいと思い、あなたが新しく遺言書を書き換えたとします。
この時に年月日は必ず作成した日付にします

 

取り消したい内容だけを書き換えてホッと気を抜いて、「後は書式に従って前回と同じように…。」、そんなときに犯しがちなミスが年月日も以前のまま丸写ししてしまうことです。

 

遺言書は日付が新しいものに効力が発生します。

 

だから、内容が違うのに同じ日付の遺言書が2通なんて、これでは事が揉めるばかりですよね。くれぐれも年月日の変更も忘れずに。

 

 

遺言書が無効となってしまうのはどんな時?